久々の強制減圧ネタです。
 
 
もう1年半も前になりますが、TR1にクランクケース強制減圧システムを導入しました。
 
 
 
その時に配管の取り回しに悩み、結局この様な取り回しにした訳です。
 
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この向きにブローバイホースが出ていれば悩まずに済んだんですよねぇ・・・
 
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ところが昨年のClub XVのオフ会の時に、
 
「XV750スペシャルの初期モデルだけは反対側にブローバイが出ているんだよ」 と教えて頂きました。
 
 
 
 
 
確かにXV750スペシャルが発売された時の資料を見ると、イラストにはっきりと描かれています。
 
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WebサイトでXV750スペシャルのパーツリストを確認すると、ここのイラストにもバッチリ描かれています。
 
 
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しかもまだメーカー在庫有り!!
 
 
こっ!これは欲しい~♪
 
 
で、注文しようと思ったら品番を見て何だか嫌~な予感が・・・「5A8-」ってTR1の型式じゃねーの?
 
 
もしや?と思いXV750Eのパーツリストと見比べてみると・・・
 
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品番同じやんか!!!
 
 
イラストの形は全然違うのに・・・ 勢いに任せて発注しなくて良かったぁ。
 
もしかしたら国内販売を開始した時には既にブローバイホースの仕様を変更していたのかも知れません。
 
 
 
 
 
XV750スペシャルのブローバイホースが変更された名残りは、TR1やXV750Eにも見られます。
 
 
XVシリーズはフレームがエアクリーナーボックスを兼ねていまして、そのフレームにパイプが溶接されていてTR1の場合はゴムキャップで塞がれています。
 
XV750スペシャルではこのパイプにブローバイホースが接続されていたに違いありません。
 
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 (ちなみにこの写真は、都合良く外装が外れていた3号機を撮ったものです)
 
 
 
 
XVのブリーザーホース取り出し口はオイル分離能力が低い様で、他の車種と比較するとブローバイガスにオイルミストが大量に混じっているらしいです。
 
 
これは推測ですが、ブローバイホースからのオイルミストがこのフレームの中で液状化し、抜く手段が無い為にドンドン溜まりトラブルを誘発したのではないでしょうか?
 
新型車の発売直後には良くある話ですが、初期にトラブルが発覚した為に直ぐに仕様変更した事例だと思います。
 
 
 
 
てな訳で日本国内では滅多に出回っていないパーツという事になりますね。
 
 
 
 
まぁ、気長にヤフオクでもチェックしていればその内に出てくるんじゃないかなぁ・・・
なんて考えていたらまたまたClub XVの掲示板で、「セカイモンに出てるよ~」と情報を頂きました。
 
 
セカイモン???
 
 
この時初めて知ったのですが、eBay(イーベイ)公認の日本人向け代行サービスのサイトなんですね。
 
 
 
早速セカイモンに会員登録をして、即決商品だったので直ぐに落札しました。
 
 
 
 
そして国際宅急便で届いたのがコレで~す♪
 
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ウォ~、これが幻のヘッドカバーかぁ!!
 
 
 
 
 
 
このヘッドカバーに交換するついでに、強制減圧システムにも改良を加えようと思います。